より良い関節リウマチ治療を目指した患者さんとのコミュニケーション①
これまで、関節リウマチは、進行が止まらず、痛みや腫れなどの症状と一生付き合っていかなくてはいけない病気でした。
しかし最近では、関節リウマチ治療の研究と開発が進み、「寛解」を目指せるようになり、治療によって普通に生活することもできるようになってきています。
この「寛解」を目指し、治療を続けていくためにも、患者さんが普段感じている負担や不安、要望を主治医と患者さんの間で共有することが重要です。
本動画では、慶應義塾大学医学部 リウマチ・膠原病内科 教授 金子 祐子 先生にご監修いただいた資材「もっと伝えよう!あなたの思い」の内容と、本資材を活用したSDMの実践方法についてご解説いただいております。
治療開始の段階で、関節リウマチの治療ゴールである関節破壊の抑制を目指すことや、将来的な治療の全体像を把握していただく事で、患者さんの治療への理解を深め、患者さんからの要望を伝えやすくすることが重要です。