関節リウマチでは早期に診断・治療を行い、疾患活動性を抑えることにより、関節破壊の進行を抑制することが治療のゴールとなっています1)。関節破壊抑制のためには、早期治療によりサイトカインレベルを正常に近づけて、炎症を抑制することが重要と考えます。

本動画では、メトトレキサートで効果不十分な関節リウマチ患者におけるフィルゴチニブ併用後のバイオマーカー変化について聖マリアンナ医科大学リウマチ・膠原病・アレルギー内科教授川畑仁人先生にご解説いただいております。

1) Smolen JS, et al. Ann Rheum Dis. 75(1): 3-15, 2016

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こちらは、関節リウマチにおける骨破壊の免疫調節です4)
関節リウマチ患者においては、サイトカインのシグナル伝達経路の活性化により、破骨細胞が過剰に活性化し、関節破壊が生じます4)

4)Walsh MC, et al. Nat Rev Rheumatol. 14(3): 146-156,2018

関節リウマチにおける骨破壊の免疫調節
ondemand_video動画[16分01秒]
演者
聖マリアンナ医科大学
リウマチ・膠原病・アレルギー内科教授
川畑仁人先生

目次

  • 関節リウマチの治療目標【00:00】
  • T細胞の分化と機能に関与するサイトカイン【00:56】
  • 関節リウマチにおける骨破壊の免疫調節【01:15】
  • 基礎研究における報告【01:32】
  • FINCH1試験:試験概要【02:44】
  • FINCH1試験:患者背景【04:25】
  • FINCH1試験:投与12週時のACR20改善率(主要評価項目〔検証的評価項目〕)【04:35】
  • FINCH1試験:ACR20/50/70改善率の推移(副次評価項目)【05:41】
  • FINCH1試験:投与24週時のmTSSのベースラインからの変化量(主要評価項目〔検証的評価項目〕)【06:04】
  • FINCH1試験:投与52週時のmTSSのベースラインからの変化量(副次評価項目)【06:56】
  • FINCH1試験:投与12週時、投与24週時、投与52週時の臨床的寛解の各指標の達成率(副次評価項目、追加された評価項目)【07:28】
  • FINCH1試験:DAS28(CRP)のベースラインからの変化量の推移(副次評価項目)【08:32】
  • FINCH1試験:CDAIのベースラインからの変化量の推移(副次評価項目)【08:47】
  • FINCH1試験:ACRコンポーネントのベースラインからの変化量の推移(副次評価項目)【09:00】
  • FINCH1試験:投与52週時までの安全性【09:35】
  • 疾患活動性関連バイオマーカーの検討結果【14:23】