潰瘍性大腸炎におけるサイトカインの働きとJAK-STAT経路
潰瘍性大腸炎の病態には複数のサイトカインが関与しており、多様性を有することが知られています。炎症性サイトカインとJAK-STAT経路のpositive feedbackによる過剰な免疫反応を制御する上で、JAK阻害剤が重要な役割を果たします。
潰瘍性大腸炎におけるサイトカインの働きとJAK-STAT経路およびJAK阻害剤を含めた病態に応じた長期の治療ストラテジー構築の重要性などについて、札幌医科大学医学部消化器内科学講座 教授の仲瀬裕志先生に解説していただきました。